仕事の会話

職業によって、盛り上がる会話も様々である。
医療現場のオペ室に入った時は焼き肉の話題になった。
胃がんで切除した胃の一部をのうぼん(銀のソラマメのような入れ物)に入れて
看護師が持ってきて言った。
「ほら見て。まるでレバーみたいよね」
オペ室は肉を焼くようなジュウジュウという音と
煙が充満している。
外科医は切った貼ったのオペが大好き。
バリバリと切り開き、ガリガリと切り刻み
傷口をサクサクを縫っていく。
外科医は裁縫も得意なんだろうか。
不器用な外科医が縫うと、出血するので再縫しなくちゃならんし。
オペが終わると「焼き肉食いて~」
一般人からすると、なんという神経をしているのか!と思うであろう。
しかし、食事中におむつ交換しても平気な母親の心境と一緒である、きっと。

今、介護現場で看護師をしている。
髪の毛を茶色にして今風にツンツンと立たせている若い男子の介護さんと
スポーツ刈りのサッカー選手のような若い男子の介護さんの会話。
「夕べは鬼のようにベン失禁ばっかだったよ!
昨日のリーダーが下剤を多く入れたんじゃね~か?」
「そうそう、俺なんてベンが服につきまくってくせ~のなんのって」

シブガキ隊のやっくん似のちょっとイケメン風の男子の介護さん。
涼しげな目元、チラリと見る流し眼が色気ある。
しかし、その手にはオムツが・・・
そのギャップに笑えてしまうのであった。



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