就業時間まであと1時間。
と、そこへ息子からラインが入った。
「今日は夕飯任せて!何時に帰る?」
「ソッコ~で帰るよ~」
「よっしゃ、すき焼きだ」

やった~、すき焼きだ!
久々だなあ。

溜まっている仕事もあるけれど
全部目をつむって定時で帰る。

「お先に~」

急いでと言っても、家までは30分かかる。
お腹すいた~、すき焼きだ~。

「ただいま」
ドアを開けると、息子が椅子から立ち上がるのが見えた。

台所に立ち、肉を炒め始めた。
「オカ~サン、メシを盛ってくれ。
あとビールも。一番搾りを買ってきたから、飲もうぜぃ」

いい匂いが部屋中に立ちこめてくる。
う~~たまらん。

グツグツと煮たってきた。
白菜、シメジ、ネギ、こんにゃく、焼き豆腐・・
鍋の中で踊っている。

まずは乾杯。
何の乾杯だか、よく分からんがとにかく乾杯!

飲んだ、食った。
しゃべった、笑った。

仕事が終わって、美味しいごちそうが待ってるなんて
幸せだわね~、アタシ。

娘が嫁にいってから、私が主婦していたけど
息子という戦力もあったわ。
頑張って産んで育てておいて良かったなあ。

息子は私の愛情の全てを注いだから
さして横道にもそれることなく
素直にスクスクと育った宝。

だけど独占するつもりは毛頭なし。
いつでも譲って上げるぜぃ。

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2014.03.12 / Top↑
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