100人のジジババ様のお相手をしていると、
まあ、色んな方々がいらっしゃること!

昨日は認知のあるジジ様のお相手。
食べることを忘れてしまったため、胃ろうをしている。
ふだんは大人しくベッドで胃ろうをしているのだが
突然スイッチが入ると、ウロウロと動き回ってしまう。
点滴台を倒したり、胃ろうが抜けてしまったりと大騒ぎ。
いつものように部屋に入ると、急に起き上がり
「あっちに行こう」と誘われてしまった。
点滴台をガラガラ押しながら、ジジ様と手をつないで
あっちへうろうろ・・・こっちへぞろぞろ・・・
「ここは?」と他者の部屋に入ろうとするので
「そこはヨソ様のお部屋なので入れないですよ」
というと素直に「そうか」と諦める。
「そろそろお食事を始めましょう」とソファーに誘導すると
「おめえはバカか!!」
と突然怒り出した。あ~あ・・・
分かっちゃいるけど、どうせアタシはバカですよ・・・(泣

傷の処置のため、ババ様の部屋に入る。
「いらっしゃい!大丈夫だよ」とすこぶるご機嫌だ。
いつもは嫌がって吠えまくっているのだが・・・
パジャマを脱がせていくと
「いや~、やめろ~」
と大声を出し始めた。
「ちょっと傷を見させてね」と優しく言うと
「ああ、いいよ」というくせに、ちょっと触ると
「ああ~!やだよ~」と始まる。
処置が終わって「では失礼します」と出ようとすると
「もう行ってしまうんかい?」と寂しげな表情をする。
ったく、可愛いんだから・・・

食事が始まったので、フロアを巡回に行くと
ババ様がニコニコしている。
「何かいいことがありましたか?」と声をかけると
「あんたの顔が見えたからホっとしたんだよ」
と嬉しいお言葉。
本当かどうかは分からないが・・・

夕方になると不穏になる方々が増えてくる。
「お腹が痛い」「便がでなくて 気持ち悪い」
「何となく変」「薬が心配」などなど。
そのたびに介護さんから来てほしいと連絡が来る。
一応、血圧計と聴診器、酸素濃度測定器などを持っていく。
お腹の音を聞いて、血圧測って、酸素濃度を見る。
「大丈夫。音もちゃんと聞こえるし、血圧も正常。
心配だったら明日先生に報告しておくから、ゆっくり休んでね」
とお腹を少しさすってやるだけで安心するらしい。
白衣の力って~やつか。インチキナースなんだけどな。
本当は素人に毛が生えたくらいなんだけど
少し医療専門用語を使い、それらしく説明すると
大抵の家族は納得してしまうんだな、医療関係者であっても・・・
でも、ちゃんと勉強して正しいことを言わないとね。
ナースの言葉は影響力が強烈だから。

インチキナースは可愛いジジババ様の笑顔のために
疲れても頑張るのであった。


スポンサーサイト
2014.10.01 / Top↑
Secret

TrackBackURL
→http://mekuphiro627.blog20.fc2.com/tb.php/441-fb6946ad