すごい機械が出現した。
AccuVein(アキュベイン)というそうだ。
何がすごいって、照射するだけで
血管が画面に写るのだと言うから、すごい。

医療従事者たちは、穿刺をいう作業がある。
これは血管に針を刺すことであり
見えない血管を手さぐりで探し当てなくてはならん。

人工透析業務が長かった私は
穿刺にずいぶんと悩まされてきた。
いくら探っても血管が見つからず
何度も針を刺して患者を泣かせたこともあった。
「もう今日は治療はしない」と拒否されたことも・・・
もちろん、治療をしなければ病気は進行し
1週間で死亡してしまう。

人工透析って何?
という方に簡単に説明しよう。

腎臓とは腰の少し上の背中にある。
主に血液から老廃物や余分な水をこし出して尿を生成する。
そのほかに、血圧の調整やら骨の生成などにも関わっている。
肝臓と腎臓は大事な臓器の代表である。
慢性じん不全になると、尿が出なくなってしまう。
当然、老廃物や水が体にたまり、尿毒症や肺水腫などをおこし
死に至るという病気である。
腎臓は丸ごと移植しないかぎりは、一生透析をしないと生きられない。

人工透析とは、腹膜透析をいう選択肢もあるが
ほとんどが血液透析をさす。
ダイアライザーという人工腎臓を機械にセット。
一つの血管から血液を吸いだし、人工腎臓でキレイにしたら
もう一つの血管に戻す作業が延々4時間平均続く。

ということで、1回の治療で2本の針を刺す。
しかも18G(畳針の太さ)である。
人によってはさらに太い16Gという人もいる。

穿刺はカンと慣れとセンスだと言われている。
特にセンスがないナースは、いつまでたっても下手である。
穿刺が上手いナースはもてると言うが、
確かに一発で成功してほしいのは人間の心理であろう。
もし私が患者なら、失敗してほしくないもん。

AccuVeinがどんどん普及してほしいなあ。
どれだけお互いに楽になることかと思う。




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2015.02.20 / Top↑
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