読書の巻

このところ、宮部みゆきにはまっている。
昨日読んだのは「龍は眠る」という本。
超常能力者の少年と雑誌記者との話。

<ある嵐の夜、雑誌記者の高坂昭吾は
車で東京に向かうみちすがら、道端で
自転車をパンクさせ、立ち往生した
少年を拾った。なんとなく不思議なところがある
その少年、上村慎司は言った。
「棒は超常能力者なんだ」と。
その言葉を証明するかのように
ある事件の真相を語り始めた。>

という見出し。
人に触るだけで、その人の心がよめてしまう。
物に触っても、聞こえてくる。
相手の本心が分かるだけに
本当の友達ができないし、仕事もうまくいかない。

そういう能力を持ったもの同士が、言葉を使わなくても
テレパシーで交信できてしまう。

私たちは、相手の本心が分からないから平気でいられるのだ。
もしも、心のうちがよめてしまったら、不信感ばかりだろう。
恋人だって、最初のうちは自分のことを考えてくれていると
嬉しかったりするかもしれないが、だんだん気味が悪くなってくるだろう。

聞かなくてもいい情報がどんどん入ってきて
聞きたくないことも聞こえてしまう。
それは辛いだろうなあ。

宮部さんにしても、どうしたらこんな物語が書けるんだろう。
彼女に限らず、プロの物書きってすごい。

私なんてさ、同人誌の原稿だけでも
四苦八苦して書いてるというのに。
少し長い文章になると収集がつかなくなっちまう。

でも本は面白い。
読み始めると止まらない。


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コメント

No title

相手の心内が見えないから、楽しいんじゃない・・
我が子だと、考えが読めるから余計に叱るのではないのかな・・

文章は結果と構成で良し悪しが決まるように思う、ドラえもんのお腹から出てくる、奇妙な機械を基にしても面白いかも・・

No title

わたあめさん
な~るほど!!
構成かあ。素晴らしい。
ドラえもんは映画部門で1位となっています。
さすが目の付けどころが違いますね。
・・・しまった、褒めすぎたか・・・

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