今日は日曜日。
他の病院が休みなので、救急の患者が多い。
階段から落ちて、顔を切ってしまったという男子が来た。
眉の上に5cmくらいの裂傷。
ぱっくりと開いてしまっている。
痛そうだな・・これは明日になると
お岩さんになっちゃうな。
「ナート(縫合)するので準備をしてください」
ドクターの指示に、空気が変わる。
ナートセットを用意し、ガーゼやら糸やら、消毒やら
バタバタと動き回る。
無影灯の簡素番みたいなライトをセットする。
外来なのでオペ室のような大きなライトはない。

さすがは外科のドクター。
なんてこともなく、サラサラと縫ってしまった。
オペに入っていた時も、いつも感心していたのは
患部を縫う行為は、家庭科の縫いものに似ている。
チクチクと丁寧に縫い合わせるのはセンスとか
手先の器用さもあるのかもしれない。

以前にも、対照的なドクターがいたっけ。
お茶の水博士みたいなユニークでちゃめっけたっぷりのドクターA。
患者さんとのやり取りも上手で人気NO1.
イケメンとは言えないが、味わいのあるいい男だ。
しかし、外科的処置が苦手でナートさせたら縫いあとがひどい。
なかなか血が止まらず他のドクターが縫い直したことも合った(笑
いつも苦虫をかみつぶしたような不機嫌な顔のドクターB.
上から目線でナースからの評判も最下位。
患者さんに至っては、受診したくないドクターNO1
しかし、オペの手さばきが素晴らしい。
早いし正確で的確に進めていく。
電気メスをジュ~ジュ~させて、サクサクと切り開いていく。
確実に正確に。オペ室は肉を切る煙がもうもう・・・
まるで焼き肉屋みたいだ。
実際に、ドクターBのオペ介助に入ったナースたちが
焼き肉を食べたくなって、お店に行ったという話をきいたことがある。
色んなタイプがいるもんだ。

次の痛そうな患者は、傷が化膿しちゃったババ様。
足が真っ赤に腫れて、ぱんぱんだ。
「転んで傷をつくった。すぐ治ると思い、大根おろしを塗った。
でもだんだん腫れて痛くなったので思い切って来た」という。
だ、だ、大根おろしって・・・
ヒビテンという薬液で薄めた足浴を10分間。
消毒して、抗生剤(ゲンタシン軟膏)を塗って
ガーゼで保護して包帯で巻いて終了。
抗生剤の点滴もした。
早く良くなるといいね。
「濡らしちゃだめよ。お風呂は我慢して、毎日消毒に来てね」
と話すと耳が遠いのか「へ?」と首をかしげている。
可愛い❤

タンスの角に足の指をぶつけたという主婦。
内出血して腫れているから、骨折しているな。
レントゲンとると案の定、骨折。
ドクターが患部をひっぱって整復する。
「ひえ~っ、痛い痛い」と暴れるのを抑える。
かなり痛いらしい。
タンスの角に小指とかぶつけちゃうんだよね。

皆、おだいじにね。

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2015.08.02 / Top↑
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