今日は母の誕生日だ。
花とケーキを持って訪問した。
「あらあら、何にもいいのに」
と言いながらも嬉しそうな顔をする。

80数年前の日本はどんなだったのだろうか。
現代とはまったく違う世界だったに違いない。
戦争を経験し、色んな怖い思いをしたのだろう。
多くを語らないのは、思い出したくないからなのか
本当に忘れてしまったからなのかは分からない。

母が結婚したのは24歳の時だった。
あの頃は早いほうではなかったらしい。
父は7歳上なので、熟年カップルということか(笑
お見合いだったというが、私の記憶ではふたりはいつもラブラブだった。
しかも母のほうが父にゾッコンだったと思う。
鉄道マンの父と専業主婦の母。
中流家庭だったが、家を建て、子供を3人もうけて
平凡だけど、幸せな暮らしだった。

子供たちが結婚して自立すると
夫婦二人の静かで穏やかな生活を楽しんだ。
あちこち旅行に行ったり、趣味を楽しんだり。

そして今、要介護の父を家で介護している。
かいがいしく献身的な様子に感心してしまう。
「お父さんは家族を大事にして、子供たちをよく面倒みてくれたから
恩返しのつもりで介護をしている」
というのを聞いて、本当にいい夫婦なんだなあと思う。

母にとっては幸せな人生に違いない。
孫娘とひ孫息子の姿を目を細めて見ている顔は
今は亡き、祖母にそっくりだと思った。

私もやがて、母にそっくりになるのだろう。
歴史は繰り返すのだなあ。

最期の時、幸せだったと言えるような
人生をこれからも歩んでいきたいな。
母のように。
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2016.09.16 / Top↑
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