父を見舞う

少し重い気持ちを払しょくするかのような晴天だ。
「大丈夫だよ」と父が言ってる気がする。

日曜日の病棟は、見舞客でにぎわっている。
大部屋の一番奥に父は寝ていた。

腕には点滴、胸には心電図ホルター、鼻には酸素カテーテル。
体動が多いらしく、両手と胴体に抑制されている。
ああ・・・またこれか。
きっとまたせん妄をおこしてしまうに違いないな。
熱も下がっているようだし、早く退院させないと・・

でも顔色もよく、ぐっすり寝ている。
昨日は母に「腹が減った、早く飯をくれ」
とせがんだそうな。
肺炎後は3日間くらいは絶飲食で点滴するのが
ルーチンの治療法だから、あと1~2日は我慢だな。
食欲旺盛の父のことだから、食べたいのだろうな。

子供3人が揃って、嬉しそうな母。
大昔の話をして笑っている。
父にもしものことがあったら
きっとがっくりしちゃうんだろうなあ。
でも、オンナは強いから、意外と元気になるのかも。

もしも、の日がまだまだ先でありますように・・
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コメント

No title

心配ですね。
シュミレーションするひろさんは現実逃避することなく偉い、経験がものを言うのでしょうね。

No title

わたあめさん
職業柄、そういう人をたくさん見送ってきているので
自然とシュミレーションしてしまうのかもしれません。
その日は必ず来るのだけど、できるだけ先であってほしいです。

No title

自分で食べたいという気持ちがあり、
食欲があれば更に回復が早いのでしょう。
平癒して帰宅できるといいですね。

No title

女は強いです。
たぶん、お母さんはもしも一人になったときのことは、
考えに考えていると思います。
意外と義母がそうでした。
いつかはそんな日が来るのでしょうけど、少しでも先になりますように。
でもま、食欲があるってのはうれしいね(笑

No title

ottchさん
ありがとうございます。
食欲はずっとあるので、わりと元気でいました。
でも臓器全体が衰えているので食べても痩せますね。
栄養補助剤を使いたいくらいですが・・・
少し太っていたほうが体力があるようですね。
胃ろうをしている患者さんは肌が艶々して
ふっくらと元気なんですわ。
でもそうしてまで長生きしたいかというと分かりません。
私なら、食べられなくなったら寿命としたいところですが。
なのに、自分の親は手立てがあるのなら使いたいという矛盾です。

No title

はるさん
ありがとね。
母はずっと前から考えているようです。
10年くらい前から、葬式に使う写真を選んでいました。
「この写真を使うことに決めた」と。
穏やかで優しい顔をした父です。

そうか・・・
お義母さまもそうだったね。
なるようになるもんだね、きっと。

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