Tジジ様は、糖尿病を患っている。
インスリン注射をしながら生活をしている。

透析治療も受けているので
食事、水分管理が大変である。
なのに、相当な自由人で
外出しては色んな食べ物を買いこんだり
外食して酒まで飲んできちゃうのだ。

先日はヨッパで帰所した。
部屋にこもって、コソコソ何をしているのかと思えば
エロビデオを見ているじゃないのぉ、ちょっとぉ。

それでも、いつも明るくニコニコしている憎めないジジ様なのだ。
なんだかんだと言いながらも、スタッフから人気がある。

2年前に左足が壊疽して膝から下を切断した。
車いすで生活をしているのだが
ベッドへの移乗は片足でしている。

ところが、健常だった右足にも異変が現れた。
爪の先にちょっとしたキズができた。
右足まで無くなったら困ると言った。
看護師は毎日毎日、悪化しないようにと祈りながら処置をしていた。
なのに、やはり循環が悪いせいか最悪の結果になってしまった。

明日、某大学病院に入院して切断を行う。
私が、ちょうどジジ様の担当となり
切断前の最後の処置をする。
暗紫~黒色になった足の指を消毒する。
「う~、しみるなあ~」と言う。
明日、無くなってしまう指だけど
丁寧に消毒して軟膏を塗って
ガーゼで覆って、痛くないようにテープで保護する。

「最後にひろちゃんに手当てしてもらって
ぼかあ幸せだなあ~、へへへ」
辛いだろうに、苦しいだろうに
こんなときまで冗談を言って
なんだか切なくなった。

自由気ままにやりたい放題に生きてきた人だというし
自業自得と言えばそうだけどさ。


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2017.02.18 / Top↑
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