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今日は、早番の日。
業務は7時半からなのだが
通勤は車で30分前後かかる。
なので、6時半過ぎには家を出る。

ロッカーで着替えていると、夜勤のナースがやってきた。
や「お着替え中、ごめんね。もう大変なのよ。
  Aさんはステルベン(ドイツ語で死を意味する)しちゃうし・・」
ひ「えっ?Aさんて、あのAさん?」
や「Aさんつうたら、あのAさんしかいないっしょ」
ひ「え~~~っ!ショックなんだけどおぉぉぉ」
や「でしょ~!私もショックだわよ」

Aさん。53歳。男性。
全盲で透析を受けている。
温和で、会話も楽しい人だった。
つい2~3日前に高熱が出て
体調を崩したのだったけど、
土曜日に会った時は
「熱も下がったし、復活しましたよ♪」
と元気に話していた。
「あ~、良かったねぇ」
と肩に触ると、嬉しそうに笑った。

昨夜のこと。
また少し熱が出てきたので、介護さんはこまめに様子を見に行っていた。
22時半のときは「起きてますよ」といつもの返答だったと言う。
23時にアイスノンを交換に訪室したところ、呼吸が止まっていたのだとか。
「もう、鳥肌がたって、震えが止まらなかった」と沈痛な面持ちで話してくれた。
それはそうだろう。まさか死んでしまうとは夢にも思わないだろう。

スタッフ一同も同じ思いだった。

色んな話をしたなあ。
全盲の方だから、声かけを大事にしてた。
部屋に入る時も必ず「ひろです、入りますよ」と声をかけた。
「あ、ひろさん。どうぞ。ご苦労さんです」と明るい返答があったっけ。

高齢のお母様が毎週、訪室されていた。
「この子の顔を見に来るのが楽しみでね。はり合いになっているのですよ」
と元気に話されていた。とても明るくて気さくな方で色々話をしたっけ。
お母様が心配だな。

なんだか悲しい。
毎日のように顔を合わせている患者さんたちは
情がわくからか、皆親しみを感じてしまう。
亡くなると、やはり寂しいし、悲しい。

Aさん。
あまりにも急だったから、びっくりしたでしょう?
私たちも、信じられないでいます。
ご冥福をお祈りします。
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2017.12.25 / Top↑
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