今まで行った国のほとんどは、現地のガイドさんだった。

日本人相手のガイドはとても稼げるそうで、必死に勉強したという人もいた。

中には、なんて言ってるのか理解できない、ひどい発音の人もいたなあ。

ところが、カナダは住み心地がいいのかメリットが大きいのか日本人がとても多い。

今回はガイドさんもドライバーさんもカメラマンさんも全員日本人だった。

最初に行った、カナディアンロッキーのあるアルバータ州のガイドさんたち。

バンフというロッキー観光の中心街に住んでいるという。

ガイドさんはSさんという30歳前後の女性である。

ちょっとだけ珍獣ハンターのイモトアヤコさんに似ている、可愛らしい人。

浅黒いすっピンのお肌が艶々してとても健康そうだ。

目が合うと、とってもいい笑顔を返してくれる。

話をするときも相手の目をじっと見て、とっても表情が素敵なのだ。

いいなあ。私が男なら、ああいう娘を選ぶだろう。ウヒッ

そのSさんは釣りが趣味なのだと言う。

おもにフィッシングで休みの日はだいたい釣りにでかけるのだと。

大漁の日は、友達を呼んで「お魚パーティー」をするのだそうだ。

バーベキューみたいに大きな網でジュージュー焼いて食べるのがだいご味。

スーパーで買うと高いので、一石二鳥なのよ、って笑った。

観光シーズンはもっぱら観光案内のガイドをして、夏場はハイキングツアーのガイドをしているとか。

だからかあ。よく引き締まった体をしているものねえ。

モリモリと気持ちがいいほどよく食べていたし。

雄大なスケールの大パノラマが展開する大自然の宝庫を走っていると

突然、野生の動物が現れる。

「あっ!右のほうにエルクがいますよ。木の蔭にはうさぎさん・・ほらほら」

とバスの速度を落としたり、止まってくれたりして見せてくれる。

信号もなく「4WAY」とあるだけ。先に止まった車が優先なのだとか。

カナダを十分に楽しんでほしいという気持ちが伝わってくる。

ドライバーのRくんもバンフに住んでいるそうだ。

Sさんと年の頃は同じくらいか?もと自衛隊員で、戦車を運転していたという。

とっても安全運転で安心して旅ができた。

バスのエンジントラブルをいち早く発見して、対応してくれたので

大事に至らずにすんだのもRくんのおかげでもある。感謝。

とっても感じのいいメンバーだった。



次に行ったのはナイアガラの滝があるオンタリオ州のトロントである。

ガイドさんはYさん、女性。もう20年も住んでいるというので私たちと同世代か?

トロントは大都会なので、オシャレである。

Yさんは日本人にはないジェスチャーや表現力を持っている。

カッコいいな~。英語がペラペラで、同じ立ち位置で意思疎通ができるなんて憧れる~。

でも、Sさんのような素敵な笑顔もサービス精神もない。

本当にビジネスとして、淡々と進んでいる印象である。

ナイアガラの滝はもっと雄大な自然の中にあるのだと思っていた。

ところが、周りにはホテルがたくさんあり、カジノやら娯楽施設が立ち並んでいる。

世界各国からたくさんの観光客が集まっていて、とっても賑やかだ。

遊覧船(霧の乙女号)で滝壺まで接近したものの、水しぶきがすごくて濡れただけだった・・

嵐の中を漂流しているようなかんじで、遠くから見ているほうが眺めがいい。

あまりにも観光化しているので、ちょっと興ざめなのかもしれないなあ。



最後の日に空港まで送ってくれたガイドさんは、49歳のカッちゃん。

「アタシはね、もうこっちに25年もいるのよ。今日は荷物運びに呼ばれたんじゃないかと思うのよ。
力持ちだしね。そうそう、今日はトロントマラソンで、ランナーがたくさんいるでしょ?
日本からもわざわざ来て参加するのね。ほらほら、あの人もひょっとこのお面をしょってさ~。あははは・・
それでね、ここに来るまでが大変だったの。交通規制があるからね。どういうルートがいいか悩んで
おマワリさんに聞いたのよ。ホテルのところにいる人が一番親切だったわ。あ~っ、アイツ。アイツはダメよ。
全然わかってないから。」

って、一人でペラペラ・・・

空港の受付カウンターでスーツケースを計測したら、ウチのは25kgもある。

預けられるのは23kgまでで、超過したら100㌦の罰金だというから、必死である。

スーツケースを広げて出し入れしていたら、夫の持参したマーブルチョコが目に入った、カッちゃん。

「あら~!マーブルチョコだって~。懐かしい~。食べた~い。いいな~」

と叫んでいる。「どうぞ。あげますよ」と差し出すと

「わ~い。嬉しい~。食べチャオっと!・・・う~、うまい~」

と大騒ぎ。「アンタ(夫のこと)可愛いねえ。チョコ持って旅するなんてさ~」

急にご機嫌になったカッちゃんは、色々面倒みてくれている。

クレバさんが「スーツケースがしまらない~」と格闘している。

だからさあ、壊れたスーツケースを持ってくるんじゃないよ。

「よし、お任せあれ~」とカッちゃんはガムテープを持ってきて、上手に梱包している。

マーブルチョコ効果であると皆から感謝された夫であった。クレバさんを除いて・・

「まったく、メンドクサイよね。」

なんて私に話しかけてきた。はあ?全然空気を読んでないなあ。人の話も聞かないけど。














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2010.10.01 / Top↑
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